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古本を集めています

最近はどうもブログの書き方が今までとは違ったようです。昔風に戻します。鍼灸の考察を書かねば、僕じゃないね。
 ネットの古本屋で「鍼灸則」「困学穴法」を買い、書虫で原南陽の「経穴彙解」を買った。(中国版 原昌克で売っている)

「鍼灸則」は「鍼灸極秘抄」「名家灸選」と同じく効いてナンボの効くところを厳選した古典。「鍼灸重宝記」とも並ぶ江戸の臨床書。

「困学穴法」は「図説 深谷灸法」でよく引用されている書。現物が見たくなった。

 また、最近は何故か経穴について無性に調べたくなった。
そこで江戸時代の経穴の名著、原南陽の「 経穴彙解」を買った。それぞれ読んだ感想、考察などは、追々書こうと思う。

最近は栄西禅師の「喫茶養生記」も借りて読んでいる。この本は、臨済宗の祖、栄西によって書かれた本だが、茶の効能などが書かれている。
栄西がどのような人体感を持っているか興味が出てきて読んでいる。なかなか「瓢箪からコマ」といったようなことが書かれていて興味深い。これについても書いてみようと思う。

 人に経穴を教える機会があって、今は僕世代とは違ったツボの位置で、教えるのはたやすいことではない。ただ教えるだけなら、「図説 深谷灸法」や「鍼灸治療基礎学」を元に教えればカッコがつく。
だが悲しいかな、今は中医学の影響で、これらの本の価値がわからないどころか、知らない鍼灸関係者も多い。これも時代の流れかな。
(もっとも教科書とは違う表記などもあるし、内容に違いもあるため、教師とそれなりに打ち合わせもした)

  興味がわいて江戸時代の経穴研究書を読んでみたくなった。まあ、僕がそうなる鍼灸マニア?だからツボを教えてやって、という依頼もきたのだろう。

 ツボの位置からすると、江戸時代の方が効くツボを使っていたかもしれない。と思えるようになっている。これは、自分で試して比べてみての雑感。

昔、沢田流太渓で論考を書いたが、この論考上の沢田流太渓は江戸古典のほとんどで採用しているところ。
(一般の沢田流太渓は照海とされているが、堀越は違う位置に太渓を取っている。ここは古典でよく使っている太渓)

 古典から一つくらい現在とは違うツボを探してきて、知足斎流○○なんてツボに名前をつけるのも面白いが、僕の知り合いには結構教えているので、そんなに価値は無いかな?

 さて、出来るだけ自分の時間をつくり、「黄帝外経」など、ちょっと妖しい理論書も読んでいたりする。この本、以外に治療のヒントが多い。僕が臨床をやってきたからわかるのだろうか?
 この本の説は、僕の治療の経験から「そういうことも言えるな」とナットクするところも多い。喫茶養生記でも思うところがあるし、よい治療のヒントって色々なところにあるのだな、と思う。

 経穴を信じない人には経穴を使っての奇跡の様な出来事は起こらないのだと思う。だが、もしかしたらあるのではないか?と思う人には、ちょっと経絡から治療のヒントが得られるだろう。得られたものが多くなれば、仮説が確信に変わってくる。こうなると使いこなす側になる。

東洋医学的な身体感、病理と病証なども、信じない人は、これらからよい治療が出来るとは思えない。信じないなら割り切って捨ててしまったほうが良い。その方が良い。「こういうことって、治療ではあることだよね」軽いつもりで、色々なところから吸収すれば、やがては屈指の使い手に、なれるかもよ!?

仮説が確信に変わった時、人は大きな一歩を踏み出すのさ。

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経穴の効能

お久しぶりです。
kouitsuです。

経穴の効能ですが、中医学の穴性なんかをみているとツボそれぞれに実に様々な効果があるものだと感じます。
例えばツボ単などに書かれている下廉と上廉の「通腑気」。これって巨虚上廉(上巨虚)や巨虚下廉(下巨虚)に通じているからかな、とか考えると意外なところから経穴のバリエーションが出てくると思います。

僕はどちらかというと特効穴的な使い方はしたくないので、自分で理論をたてたり、反応点的な使い方をしたりしています。何故かというと、人や流派によって言ってることがバラバラなので混乱してしまうからです。

何故バラバラなのかを考えてみると、とある経穴の選択の背景には、それぞれの手技が大きく関わっているからではないかと思っています。この手技があるからこそ、その経穴を使う余地がでてくるのではないかと。
なので例え思うように効かせれなかったとしてもある意味当然じゃないかな、とも思っています。

それだったら、自分なりに効かせれそうなものを自分の感性でチョイスしていく方が上達も速いんではないかと思っています。まぁこれに関しては考え方による違いですが。

僕も落ちついたら、『経穴彙解』読んでみたいです。
実はあまり経穴に関する書籍を持っていないんですよね。
岡本一抱子の『十四経発揮和語鈔』もほしいところです。

Re: 経穴の効能

 ツボは鍼ならば手技によって、効能が大きく異なってきます。良い喩えかわかりませんが、経絡治療の五行穴に沢田流的に使っても経絡治療のような効果は望めません。ただツボには大きな可能性がある。
「鍼灸治療基礎学」では沢田流的な使い方。「図説 深谷灸法」なら深谷式、「ツボ単」なら中医学的、「鍼灸実用経穴学」なら経絡治療的な使い方であり、解釈がある。比較してみることで、ツボの使い方の応用の仕方が広がると僕は考えております。
 自分の好みで使うツボを厳選してよろしいと思います。偉い先生が常用したからって、自分に使いこなせるかは、わかりませんから。治療法も含めて、自分の頭で考える考察力はこれからの鍼灸師には必要と思っています。
 経穴彙解は鍼灸甲乙経から始まってツボの位置の考察の本でした。効能は書いてありませんでした。満遍なく各古典から説を拾っていて、それなりに楽しめる本です。患門四華や脚気八処など最後に詳しく書いてあり、意外なところが、僕にはありがたがったりしますね。
プロフィール

やいと屋 知足斎

Author:やいと屋 知足斎
FC2ブログへようこそ!
幼少の時より喘息などに苦しみ、健康雑誌、東洋医学の世界に入り込む。中学時は三国志の影響で中国の古典に興味を持つ
大学は法学部に進むが鍼灸の夢、捨てきれず近くに鍼灸新設校ができたきっかけで、三十路目前に入学
曾祖母が家伝灸の使い手で、その影響で灸の研究、研鑽を積む毎日
趣味は民俗学研究 だが今は鍼灸に専念する為に封印
家伝灸研究も最近は趣味になりつつある
1年次より中医学の勉強会に通い、3年次は経絡治療も学ぶ。
長野式また撃鍼(打鍼)法
積聚(しゃくじゅ)治療の研究も進めている

平成二十二年三月鍼灸師合格 四月 鍼灸師登録
やいと屋として奮闘中

ナード・アロマテラピー協会認定
アロマ・アドバイザー

キネシオテーピングトレーナー

覚王山鍼灸研究所 研究員

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