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ご~まんかましてよかですか?シリーズ 権威を利用しよう

 鍼灸医師を名乗りたがる鍼灸師は多いです。ですが鍼灸医師を名乗りたいのなら、医学部に入るべきだし、それが無理なら鍼灸博士号を取るべきです。その努力をせずに名乗りたい人は、ドクターに対してコンプレックスを持っている事を証明しているようなものです。ですがこの世は肩書きに弱いのも事実。鍼灸師としてよりも、医学博士として発言した方が人々は耳を傾けます。ですが僕が提言するのは、自分が医学博士とか権威になるよりも、権威を利用した方が労少なくして多くの利益を得ます。

 「一つの集団において、それが宗教団体であっても企業であっても、時代が違うからとか、もう古いことだからといって、そこにある真理やその集団の持っている権威というものまで否定してしまったらあかんな。そんなことしたら、その集団の中のものみんなが動揺するわな。むしろ上手にそうしたものを活用せんと集団は発展せえへん。たとえば、ある宗教団体の偉い人とよう会うけどな、あの人は決してと言っていいほど、自分はこう思うとは言わんね。必ず、お釈迦さんはこう言うてはる、そういう言い方やな。そうしてだから自分はこう思うんやとね。常に真理というか、そういう権威というものを踏んまえて、そして話をする。だから、聞いているほうも、なるほどなあと思うし、この人についていけば、間違いないなとこうなるんや。
 集団を運営する、経営するというのは、そう難しいことではないんや。そういう真理とか、権威があれば簡単にできることやな。無い場合はつくらんといかんな。(中略)共産主義でもなぜこんなに広がったんかといえば、これに同調するもんがみんな、マルクスはこう言った、レーニンはこう言っとる。そういう言い方をするからな。だれもがいつも一つのところから出発できるからな。動揺もせんと。その考え方が広まっていくわけや。
 自分の考えにとらわれて、自分はこう思うと言っておると、いつまでたっても出発点が定まらず、その集団は発展するどころか滅亡するわな。」 
                             「わが師としての松下幸之助」 高橋荒太郎


 上記の文章は松下幸之助がしゃべったことです。仏教でもその経典は、主語が釈迦ではありません。近くにいた弟子で「私はこのように聴きました」という決まり文句から釈迦の教えは始まります。儒学の論語は「師のたまわく」ある時孔子様は次のように言いました、という出だしから始まります。
 主語が直接、権威そのものでは無いのです。松下の指摘どおりです。この方が人を説得する力があるのでしょう。

 「あるある大辞典」「午後は○○思いっきりテレビ」で人々に健康旋風を巻き起こした、伝説の司会者、みの○んたさんは医学博士ではありません。医学博士はこう言っています、だから○○は健康に良いんです、という論調で人々は動いたのです。○のさんは(正確には番組のPが)医学博士という肩書きを持つ人の権威を使って、自説に説得力を持たせたんですね。この現象は多くの示唆を与えてくれるでしょう。

 また最近有名になった「ミスターニュース」池上彰さんの存在も参考になると思います。池上さんはとてつもない特ダネを取材してくるという存在ではありません。もちろん取材はしますが。実は池上さんが凄いのは、ネットにつなげばあふれ出ている情報の洪水の中から、重要と思われるものをチョイスして、情報を解説しているのです。自分が情報を発信しているというより、情報の噛み砕き方をわかりやすく示しているのです。

 み○さんのように、医学博士とか医学の古典を引用し、自分の説に説得力を持たせるか、池上さんのように、健康雑誌で溢れている健康について、わかりやすく解説し、情報を武器とするか、この二人の存在は、我ら鍼灸師にとって、どうすれば人は納得するのか?多くのものを示しているのです。

しかし何故、多くの人が、みのもん○さんに従ったのでしょうか?

 実は、人は、多くの選択肢から選ぶ事をおっくうと考えるのです。選択肢を選ぶより、どこぞかの権威の言う言葉に従っている方が楽なのです。権威に従う事を人は生まれながらにして、訓練を受けているのです。こういう考えを「人道的でない」とする人はいるでしょうが、僕は全く気にせず?人間の行動原理を利用することを選びます。

 権威を利用するなら、この世にいない人の言葉を使うとか、黄帝内経のように神様にしゃべらせるというやり方が賢いです。これも「セコイじゃないか」と言われるかもしれませんが、別に人様に迷惑をかけているわけでないので、じゃんじゃん使います。


 さて「神の手を持つ」と呼ばれるのは鍼灸師にとって名誉ですが、神様扱いを受けるのは、本人にとっても、まわりにとっても迷惑です。

 松下の発言に戻りますが、鍼灸医師は、流派のトップが名乗っている場合が多いです。これはどういうことかといいますと、流派(集団)にとって権威がほしい、そこでトップに権威(この場合は鍼灸医師)になって頂こう、とまわりが担ぎ出した場合も多いと考えています。それが組織にとってベストな選択であるのか?これは良く考えるべきことなのです。
 話は脱線してしまいましたが、権威になるより権威を利用しよう、というのが僕の主張です。鍼灸界のみの○んた、池上彰を目指しましょう、というのが、僕なりの考察です。

間違っても「鍼灸医師」は名乗らないことです。これは医師法違反で捕まります。それに鍼灸医師を名乗っても、人は「医師」という肩書きに耳を傾ける訳で、あなたの言い分をわかってくれるわけではないのです。肩書きに乗せられても、生き方を誤ります。そういうことは、歴史から学ぶべきなのです。

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プロフィール

やいと屋 知足斎

Author:やいと屋 知足斎
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幼少の時より喘息などに苦しみ、健康雑誌、東洋医学の世界に入り込む。中学時は三国志の影響で中国の古典に興味を持つ
大学は法学部に進むが鍼灸の夢、捨てきれず近くに鍼灸新設校ができたきっかけで、三十路目前に入学
曾祖母が家伝灸の使い手で、その影響で灸の研究、研鑽を積む毎日
趣味は民俗学研究 だが今は鍼灸に専念する為に封印
家伝灸研究も最近は趣味になりつつある
1年次より中医学の勉強会に通い、3年次は経絡治療も学ぶ。
長野式また撃鍼(打鍼)法
積聚(しゃくじゅ)治療の研究も進めている

平成二十二年三月鍼灸師合格 四月 鍼灸師登録
やいと屋として奮闘中

ナード・アロマテラピー協会認定
アロマ・アドバイザー

キネシオテーピングトレーナー

覚王山鍼灸研究所 研究員

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