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患者さんは大病院の院長さん?

これは戦後まもなくの頃、今私が住んでいるところへ、一家が引越ししてきました。灸の上手いお婆さんが引っ越してきた、そのような名声は決して大きくはないが、そこそこ広がっていたようです。灸はほとんどが往診でした。そこで近所に住む患者の身内に国立病院の院長先生がいる。この先生がひどい神経衰弱にかかって困っている、診てやってくれないか?そのようないらいがあったそうです。

 黒塗りの大きな車で我が曾祖母を迎えに来て、曾祖母は院長先生のもとへ往診に行った。
帰ってきてもあまり多くは語らない。そこで息子(私の祖父)が訊きます。「何しに行っているの?」「うん?ただ脳天(百会)に灸をすえに行っているだけだ。」

 私の想像ですが…国立病院の院長となれば、曲がりなりにも組織の長。一方ならぬストレスがあったはずです。でも自分の身体は、医師に見せたくない、そこで曾祖母が選ばれたのでしょう。百会に灸をすえられながら、人には言えぬ苦労話を曾祖母にしていたのではないかと思うのです。

 いっぱしの医師をお灸の上手いお婆さんが診ていた、だから西洋より東洋医学の方が優れているのだ、という気は毛頭ありませんし、現にわたしの祖父もそうでした。西洋医学と東洋医学、それぞれ得意分野がある、併用が望ましい、そういっていました。

 また戦後まもなくは、西洋医学と東洋医学が併用されていた、垣根が低かった古きよき時代だったのかもしません。


 鍼灸界には、保険適用の関係もあってか?医師に少なからぬコンプレックスを持っている人が多いように見受けられます。それもわかる。しかし、患者さんには、東洋と西洋の併用は効果が高いよ、と言いたいですね。

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テーマ : 科学・医療・心理
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

やいと屋 知足斎

Author:やいと屋 知足斎
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幼少の時より喘息などに苦しみ、健康雑誌、東洋医学の世界に入り込む。中学時は三国志の影響で中国の古典に興味を持つ
大学は法学部に進むが鍼灸の夢、捨てきれず近くに鍼灸新設校ができたきっかけで、三十路目前に入学
曾祖母が家伝灸の使い手で、その影響で灸の研究、研鑽を積む毎日
趣味は民俗学研究 だが今は鍼灸に専念する為に封印
家伝灸研究も最近は趣味になりつつある
1年次より中医学の勉強会に通い、3年次は経絡治療も学ぶ。
長野式また撃鍼(打鍼)法
積聚(しゃくじゅ)治療の研究も進めている

平成二十二年三月鍼灸師合格 四月 鍼灸師登録
やいと屋として奮闘中

ナード・アロマテラピー協会認定
アロマ・アドバイザー

キネシオテーピングトレーナー

覚王山鍼灸研究所 研究員

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