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鍼灸極秘抄 喘息の治法

「鍼灸極秘抄」が僕の手に渡った(母から面白いから読むように言われた)のは小学校5年生の時だと思います。僕は喘息持ちでちょうどこの頃、喘息の発作で入院を経験する頃です。

 「鍼灸極秘抄」を紐解くと、喘息が載っています。


喘促 急迫。ぜんそく、かたにていきする人。

 湧泉(五分) 労宮(二分)甚だ妙なり。


と書かれています。

 湧泉とは腎経のツボで足の裏にあります。また労宮は心包経のツボで手のひらにあります。何よりショックを受けたのは肺経を使っていないことでした。素人目にも喘息で咳きが出る人には肺経のツボを使うだろうと思いますが、使っていなかった、そこが以外でした。
 また腎経を使っている事に東洋医学の奥深さを感じました。解説では


人体の「水」を司る上限は「肺」、下限が腎であること、喘咳が痰涎 水飲と深く関与し…

肺が水を司るとは初めて聴きました。そして呼吸器疾患に腎経を使う事。だが自分の喘息発作を思い浮かべると、水と発作が関係あることに思い当たるフシがあります。喘息発作を起こすと、病院ではまず吸入器、それでダメなら点滴を打つのですが、点滴で水を身体に入れて尿を出すと、喘息は楽になるのです。痰を出す為に水を飲みなさい、と言う指示がでますが、経験上、水を飲むと益々悪くなります。子供ながらですが、東洋医学の考え方は理にかなっている、(面もある)と思うようになりました。

 この時点でも、僕が鍼灸を志すとは考えてもいませんでした。あくまで僕は患者で治療者になるとは考えませんでした。

 とにかく医師が好きな子供でした。人は白衣を見ると、血圧が上がったり、少々恐怖を覚えるようですが、僕の場合は逆。白衣を見ると安心しました。今でも同じで、白衣を着た医師に血圧を測って貰うと、大抵落ち着いています。

 かつての患者が治療家を目指すのは、皮肉ともいえます。

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テーマ : 科学・医療・心理
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プロフィール

やいと屋 知足斎

Author:やいと屋 知足斎
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幼少の時より喘息などに苦しみ、健康雑誌、東洋医学の世界に入り込む。中学時は三国志の影響で中国の古典に興味を持つ
大学は法学部に進むが鍼灸の夢、捨てきれず近くに鍼灸新設校ができたきっかけで、三十路目前に入学
曾祖母が家伝灸の使い手で、その影響で灸の研究、研鑽を積む毎日
趣味は民俗学研究 だが今は鍼灸に専念する為に封印
家伝灸研究も最近は趣味になりつつある
1年次より中医学の勉強会に通い、3年次は経絡治療も学ぶ。
長野式また撃鍼(打鍼)法
積聚(しゃくじゅ)治療の研究も進めている

平成二十二年三月鍼灸師合格 四月 鍼灸師登録
やいと屋として奮闘中

ナード・アロマテラピー協会認定
アロマ・アドバイザー

キネシオテーピングトレーナー

覚王山鍼灸研究所 研究員

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