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今出来る僕の切り札「灸点治療法」

 鍼灸=ペインクリニックの下っ端と考えている方は多いようですね。
鍼灸は痛みをとるところ、と考えている方は多いです。痛みをとるが東洋医学の良さ、という訳ではないですが、やっぱり西洋医学でイマイチ取れない場合は、東洋医学的観点からアプローチする方法を患者さんは望んでいるでしょうから、我々もそれにこたえなければならない。痛みをとる、痛みには少陽胆経が関わっているようですから、側臥位で胆経から痛みをとる技術があると強いと思います。胆経を使えるのは鍼灸師の特権と言っても良いでしょう。肩や腰なら側臥位で胆経をいじる、という治療パターンは欲しい。

 急に来るぎっくり腰、肩の痛みは鍼灸の専売特許という訳ではないです。柔道整復師的な観点でも対応できます。

 鍼灸の独占上といえるのは、通風の痛み、リュウマチ、尿道炎、膀胱炎、内臓が絡む疾患で西洋医学ではイマイチ取れない場合でしょう。咳止めなども鍼灸で取れるとありがたられます。
(ご都合主義かもしれませんが、悪性腫瘍はここでは触れないでおきます。私にはその臨床建研がないし、重いテーマなので)
患者さんの心理として、薬は出来るだけ飲みたくない、というものがあるようです。昔の鍼灸院へは、高熱を下げて欲しい、薬は飲みたくないから。という患者さんが来たようです。

鍼には副作用がない、というのは幻想で、鍼灸の古典はしっかり否定しているのですが、ここではあまり書かず、次回以降に持ち越そうと思います。

三陽絡へ強く鍼をすると痛みが取れる、というのは、沢田流などそれ以降の書物に書かれております。筆者は学生時代試した事がありますが、どうも上手くいかなかったです。


頭が痛いです、咳が止まりません、など、とにかく止めて欲しい、という患者さんは、新米鍼灸師のところにも来ます。新米鍼灸師は信用が無いから来ない、という訳ではないようです。

それと、これも鍼灸師の活躍する場かもしれませんが、血糖値や血圧などを薬を使わずに下げる事が出来れば、喜ばれます。糖尿病予備軍は多いです。血糖値を下げる、とまでいかなくとも、糖尿病の方でも大丈夫な鍼灸治療は出来ないと、マズイかもしれません。

とにかく激しいのには、僕なりの考えでは、自分の一番得意としているもので臨むのが一番でしょう。僕の場合、灸になりますが、別に鍼でも良いし、手技療法でもかまいません。

あくまで僕の場合ですよ。学生時代から一番良く読んでいた本は「深谷灸法」です。深谷の特効穴、これも一つ。それから、卒業間際にとある本を手に入れました市石清代治の「灸点治療法」です。
この本は戦前に堀越亀蔵と市石圭介(市石清代治)が書いたものが、戦後に書き改められつつも、原型を多く残したシロモノです。この本の良いところは、治療例が多数あることです。「図説 深谷灸法」と「灸点治療法」があれば、 ほとんど網羅しております。灸点はご丁寧にお灸する順序まで載っているのですね。また、長野式も以外にお灸を多用します。深谷にない特効穴もあります。

つまり、堀越、市石版、沢田流太極療法に深谷灸の特効穴、長野の特効穴を組み合わせたもので勝負します。

以外に、これ、いけるんですよ。そこまで沢田流を最後の切り札にするなら、経絡治療家にあらず、沢田流の使い手では?と思われるかもしれません。

経絡治療の本治法、これも結構使えますよ。ただ、師匠が使う本治法の鍼と僕とでは、天と地ほどの差があるのです。脈の出方など残酷なほどに差があります。(もっとも臨床歴うん十年の使い手と、俄仕込みの鍼を比較する方が失礼でしょうが)僕も腕が付けば、経絡治療だけで勝負するでしょう。

今は、お灸の力も借りたい。お灸の炎の力。それと僕の祈りですか。それで修羅場を乗り越えました。

もっとも「やいと屋」を名乗っているのだから、灸で治すのが自然かもしれませんね。

学校を卒業する寸前に手に入れた本が生命線になるとは思いませんでした。


僕の場合、切り札としてお灸を使いますが、これは各人何でも良い。もしも、お灸を使える、僕と似たようなタイプの鍼灸師、もしくは鍼灸学生なら、あまり知られていない名著「灸点治療法」をオススメします。


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プロフィール

やいと屋 知足斎

Author:やいと屋 知足斎
FC2ブログへようこそ!
幼少の時より喘息などに苦しみ、健康雑誌、東洋医学の世界に入り込む。中学時は三国志の影響で中国の古典に興味を持つ
大学は法学部に進むが鍼灸の夢、捨てきれず近くに鍼灸新設校ができたきっかけで、三十路目前に入学
曾祖母が家伝灸の使い手で、その影響で灸の研究、研鑽を積む毎日
趣味は民俗学研究 だが今は鍼灸に専念する為に封印
家伝灸研究も最近は趣味になりつつある
1年次より中医学の勉強会に通い、3年次は経絡治療も学ぶ。
長野式また撃鍼(打鍼)法
積聚(しゃくじゅ)治療の研究も進めている

平成二十二年三月鍼灸師合格 四月 鍼灸師登録
やいと屋として奮闘中

ナード・アロマテラピー協会認定
アロマ・アドバイザー

キネシオテーピングトレーナー

覚王山鍼灸研究所 研究員

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