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黄帝外経を読む

ししょ~が買ってきて知った本。
 初めて聞いたときは「黄帝内経」すら完全には伝わっていないのに、黄帝外経?うさんくさい、偽者だろ?と思っていた。
 事実、黄帝外経は漢代にはあったようだが、早い時期に散逸してしまったらしい。ネットで調べてみると、内経が内科で外経は外科について書かれたもの、とする説や、内経が各論で外経が総論など、諸説ある。

 とにかく、今、黄帝外経は手元にある。これを読んでみると、本のどしょっぱちに「偽者とする説がある」と解説者自身が認めている。

 僕が買ったのは台湾版で「繁体字」一般には中国版の「簡体字」が手に入りやすいだろう。

 「黄帝外経」 元気齋出版社 (台湾書籍)張岫峰,馮明清,劉淑華主編
「黄帝外経浅釈」第二軍医大学出版社 (中国書籍)張岫峰,馮明清,劉淑華主編

両方持っているわけでないので、確実なことはいえないが、上の2冊は同じものだと思う。台湾版は中国版の2倍以上の値段が張るが、繁体字なので、少しは読みやすい。

中国版「黄帝外経浅釈」は、書虫でも、亜東書店でも簡単に手に入る。

台湾版は亜東書店で取り寄せてもらった。2ヶ月近くかかった。ネットで検索をかけても出てこない。
本の題名と出版社、著者がわかれば、取り寄せて買う事も可能、そういうわけで、ここに公開する。


今手元にある、黄帝外経が2千年前のモノとは、どうも思えない。仮に1千年前に書かれたものでも「偽者」だが、随分年季の入った偽者だ。
もっともつい最近の漢方、鍼灸研究者、が書いたものかもしれない。だが内容を読んでみると、仮に偽者だとしても、内容は良いので、僕としてはどちらでもよかったりする。
これがすぐに治療に役立つ、というものではないが、古代からの人間の生体観を良く示した良著だと思う。五行などにも面白い解釈がしてある。

学生時代は(自分で言うのもなんだが)東洋の生き字引とまで言われた僕だが(?)在学中はスタンダードな東洋医学概論を学んできた自負がある。学校卒業後は日本の古典を読んだりして、僕の中の東洋医学の生体観は大分解釈が変わりつつある。

「日本語版がでたら買う」という人は多いと思う。実際翻訳して、ビジネスにしても良いと思う。

三焦、命門、心包絡などがわからなくとも、治療は出来る。だが、東洋医学の人体をどのように考えているか?文献で調べ、深めていくと、鍼に自信が持て、効き方が違ってくると信じている。

でなきゃ、仕事、趣味とはいえ、古典の検証なんてするわけがない。

我がブログ仲間、kouitsuさんが中国研修旅行のおり、黄帝外経を買ってこられたようだが、やっぱり書店の本棚においてあると、ついつい買ってみたくなる本なのかな?と思う。鍼灸師のサガなのかな~?


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プロフィール

やいと屋 知足斎

Author:やいと屋 知足斎
FC2ブログへようこそ!
幼少の時より喘息などに苦しみ、健康雑誌、東洋医学の世界に入り込む。中学時は三国志の影響で中国の古典に興味を持つ
大学は法学部に進むが鍼灸の夢、捨てきれず近くに鍼灸新設校ができたきっかけで、三十路目前に入学
曾祖母が家伝灸の使い手で、その影響で灸の研究、研鑽を積む毎日
趣味は民俗学研究 だが今は鍼灸に専念する為に封印
家伝灸研究も最近は趣味になりつつある
1年次より中医学の勉強会に通い、3年次は経絡治療も学ぶ。
長野式また撃鍼(打鍼)法
積聚(しゃくじゅ)治療の研究も進めている

平成二十二年三月鍼灸師合格 四月 鍼灸師登録
やいと屋として奮闘中

ナード・アロマテラピー協会認定
アロマ・アドバイザー

キネシオテーピングトレーナー

覚王山鍼灸研究所 研究員

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